2018年度新人公演
『まほろばを旋回』
窮屈な にいたときから、思えばずっと厄介だ。
雪の日。微妙な田舎のゲストハウスと、
少し昔のあの祭。
劇工舎プリズム第71回公演
『葉陰』
「単刀直入にお話ししますね! ……お前は既に死んでいる」
「はぁ?」
遠藤香が目を覚ますと目の前には怪しげな二人組がいた
彼(彼女?)らは自分たちは死人の成仏を手伝う「逝先案内人」だと名乗る
それなら早く成仏させてほしいと願う香だが、
まだ彼女はその準備が整っていないと案内人は説明する
準備と言われても、と憤る香に彼らが見せたものは−
「これ、私の葬式ってこと……?」
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劇工舎プリズム第70回公演
『ふりむいても』
ある日帰ると、部屋にいたのは彼であり、彼ではなかった。
よく知るはずの人間が、私の知らない人間にすり替わっている。
私以外はそれに気づいていない。
いつのまにか私の替わりもここにいる。
私もここにいる。
気がつくと、夜を点す、知らない彼らがそこにいた。
夜が明るくなれば、本当のことは、見えてくるのだろうか。
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